座談会 日本も国際的に遜色ない石綿安全政策を
現在の日本では、アスベスト対策工事において、「安全・安心で適切な施工管理」を行う優良な企業は少なく、関連技術者の育成を目的とした実務的な専門機関もない。2020年のアスベスト関連法令の改正では、解体・改修工事の元請事業者が「事前調査」「適切な施工管理」等の最終責任者として、罰則を含む責任が大変厳しくなった一方、実際には適正な対策工事の内容が明確でなく、元請事業者の管理も十分でない不適正な工事が多々散見されているのが実情だ。そこで、座談会「アスベストの適正処理を目指して」を企画。この問題に詳しい学識者や先進的な対策に取り組む企業・団体の方々に集まってもらい、アスベスト健康被害から現場の労働者らの命を守るための行動を起こす一環として、対策工事等の現状の問題点や適正処理に向けた課題、必要な対応などについて話し合ってもらった。
座談会出席者(順不同)
村山武彦氏(コーディネーター)埼玉大学研究機構社会変革研究センター客員教授/東京科学大学名誉教授
姫野賢一郎氏 日本石綿対策技術協会理事長
藤林秀樹氏 Hi-jetアスベスト処理協会理事長/藤林商会代表取締役
秦賢治氏 菊水化学工業執行役員建材塗料事業本部長/アスベスト研究会会長
近藤英之氏 菊水化学工業建材塗料事業本部/アスベスト研究会技術委員長
佐川智幸氏 アゼアス防護服・環境資機材営業部安全環境設備課長
飯田裕貴子氏 環境管理センター基盤整備・研究開発室技術部長
(司会)環境新聞社取締役企画営業本部長兼事業部長 酒井剛
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