大賞は大和ハウス工業など5件 気候変動アクション環境大臣表彰

環境省は5日、今年度の「気候変動アクション環境大臣表彰」の表彰式/受賞者フォーラムを、東京都千代田区の星陵会館で開催した。今年度は70件の応募の中から、計24件(開発・商品化部門4件、先進導入・積極実践部門9件、普及・促進部門11件)が受賞し、表彰状が授与された。そのうち、大賞はフミン(福島市)の「暑い熱をガラスで止める省エネスプレーガラスコーティング特許技術」、古湧園(松山市)の「愛媛県初の環境対応型『ホテル古湧園遥(HARUKA)』」、大和ハウス工業の「【日本初】国内外5つの認証を取得『みらい価値共創センター(コトクリエ)』」、須山建設(静岡県浜松市)の「『普段着のZEB』を目指し普及版のZEB建築の開発・実践して地域のZEB化を推進」など計5件が受賞した。

今年度の受賞者を部門・分野別に見ると、「開発・製品化部門」の緩和分野では、大賞に続く環境大臣表彰を、東日本旅客鉄道の「脱炭素社会に向けた水素ハイブリッド電車『HYBARI(ひばり)』の開発」、明電舎の「脱炭素社会に貢献!世界初SF6ガスを使用しないエコタンク形遮断器」、大成建設技術センターの「カーボンネガティブを達成した『環境配慮コンクリート:T‐eCncrete』の開発と社会基盤への実装による脱炭素社会の構築」の3件が受賞した。

「先進導入・積極実践部門」の緩和分野の環境大臣表彰は、東急不動産の「『発電するデベロッパー』が挑戦する再生可能エネルギー事業を通じたRE100達成と地域活性化」、穴吹興産(香川県高松市)の「省エネ診断を起点とした築古テナントビルの普及型ZEBの実現」、アイ・グリッド・ソリューションズ(東京都千代田区)の「分散型太陽光発電システムによる『再生可能エネルギーの余剰電力循環モデル』」、エルクホームズ(山口県周南市)の「HEAT20 G2グレードを超える断熱性能によるZEH推進」、徳島バスと東亞合成の「『副生水素』を活用した『中四国初』となる水素(燃料電池)バスの導入」の計5件が受賞した。

同部門の緩和・適応分野の環境大臣表彰は、宮城衛生環境公社の「脱炭素社会の実現を目指すカーボンオフセットへの挑戦」、明電舎と明電興産の「明電興産新社屋にABW(アクティブベースドワーキング)および明電舎製マルチPCS(パワーコンディショナシステム)を導入」の2件が受賞した。

「普及・促進部門」の緩和分野の環境大臣表彰は、大和板紙(大阪府柏原市)の「『紙を紙として再生する』循環型リサイクルシステムによる紙ゴミ0の世界」、ダイエーの「フードドライブ活動の推進等による食品ロスと温室効果ガスの削減」など計4件が受賞した。

同部門の緩和・適応分野の環境大臣表彰は、LIXILの「窓からECOシェアプロジェクト」、船橋総行(千葉県船橋市)の「EV(電気自動車)充電インフラ設置事業」など計5件が受賞した。