衣料シェアサービスを拡充 利便性高め実証期間を延長 住友商事、JAL 

住友商事とJALは7月30日、インバウンド向けの衣料シェアリング「Any Wear Anywhere(エニウェアエニウェア)」のサービス拡充と実証期間の延長を発表した。JAL予約番号を持っていない顧客も利用できるようにした。2025年3月末まで試験する。

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利用者アンケート結果

予約サイトにアクセスし訪日シーズンや用途に合った衣料セットを選択・決済する。配信されるメールのリンク先で受取日・返却日、滞在先情報などを入力して利用する。

JAL予約番号を持っていない顧客も対象としたことで予約のリードタイムが短縮される。さらに各種サイズの衣類を増やし子供服の取扱いが始まった。返却場所も増やし利便性を高めた。

サービスは少ない荷物での移動体験の提供と、それに伴う環境価値創出を目的とした衣料シェアリングサービス。23年7月から実証実験を行ってきた。サービスを利用した顧客の搭乗機材やフライトタイムから計算した結果、平均で1回の利用あたり7・7キログラム相当のCO2を削減したことが明らかとなりました。スギの木1本が年間で吸収するCO2量に相当する。