社会から求められる企業を目指して ~加山興業~ (5) 企業の脱炭素化支援の取り組み
「環境価値」のうち「非化石証書」の調達代理サービスを開始
前回まで「ウェルビーイングの追求」に関する取り組みについて紹介してきたが、世界的な課題である「脱炭素」も、加山興業(愛知県豊川市)の掲げる戦略的重要課題の一つだ。サーマルリサイクルの一つであり、石炭利用時と比較して約30%の削減が見込めるRPF(廃棄物固形燃料)の製造・販売を手掛けるとともに、同社の工場操業時に必要な電力において再生可能エネルギーを導入して自社のCO2排出量削減を実現しているのに加え、他社の再エネ化を支援する取り組みも進めている。従来から再エネへの切り替え提案などを行ってきたが、このほど新たに「非化石証書」の代理販売サービスを開始した。コストの問題などで再エネへの切り替えが難しい企業が、気軽に脱炭素化に取り組める方法として、今後積極的に推進していく考えだ。

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