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ボトムアップ型で技術を磨く環境DNA研究  源利文 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授 環境DNA学会代表理事

日環協と精度検証、拡大する行政・経済界のニーズに備え

はじめに

国際的なネイチャーポジティブの潮流の中、生物分布を迅速かつ正確に把握する重要性が増しているが、特に水中では高コストで、生物多様性の把握には困難が伴う。このような背景のもと、環境DNA分析への期待はますます高まっている。環境DNA分析とは、水などの環境中に含まれる生物の遺伝子であるDNAを調べることで、生物を捕獲したり傷つけたりすることなく、そこに生息する生物を知ることのできる技術である。この技術は2008年に最初の論文が発表されて以来短期間に大きく発展している。

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