西松建設の木質耐火部材90分と150分の認定追加 中高層建築物の木造化の一助に
西松建設は、自社が保有する木質耐火部材「META WOOD」(メタウッド)について、90分耐火および150分耐火の国土交通大臣認定が新たに追加されたと発表した。これにより、19階建てまでの中高層建築物における木材利用の促進や耐火被覆の使用量の低減、木質耐火部材の合理化を図ることが可能となった。
また同社は、「中大規模木造建築物の実現」に向けた技術開発の取り組み強化の一環として、シェルター社と木質耐火部材に関するOEM契約を締結。これにより、シェルターが保有する木質耐火部材「COOL WOOD」を、西松建設のオリジナル部材「META WOOD」として活用することが可能となった。
こうした背景には、建築物の木造化を促進するための法改正が進行中であることや2023年の建築基準法の改正で、耐火性能基準が60分刻みから30分刻みになったことが関係している。
ニーズの高い中層建築物に適用する耐火性能基準に新たに90分と150分が追加されたことを受けて「META WOOD」にも90分耐火と150分耐火性能が追加された。
西松建設は今後、「META WOOD」の実物件への適用を拡大する計画。さらに、中大規模木造建築物の普及に向け、施工性および経済性に優れた技術開発に取り組む方針だ。