新たな気候変動予測の指標 酸素の安定同位体の観測で 産総研 

産業技術総合研究所(産総研)などの研究グループは2月25日、気候変動を予測する新たな指標の確立につながる発見をしたと発表した。大気中にある酸素について、同じ原子で異なる中性子数を持ち、放射能を持たないいわゆる安定同位体の比率を観測する。酸素の安定同位体比は化石燃料の消費と生物の呼吸や光合成により異なる変動を示す。それを観測すれば濃度変化の原因を推定することができる。研究グループは実際に大気中の酸素の安定同位体比の変化を観測しその原因を解明することに成功した。

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