ペロブスカイト太陽電池、ビル外壁に国内初常設 積水化学

積水化学工業は5日、大阪本社が入る堂島関電ビル(大阪市北区)の建物外壁にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を国内で初めて常設設置した。地上12階の風荷重に20年程度耐え、安定した発電性能を維持する設置方法を積水樹脂と共同研究した成果。発電効果を検証し、既存建物外壁への設置・施工の検討にも取り掛かる。2025年の事業化を目指す。

ペロブスカイト太陽電池、ビル外壁に国内初常設 積水化学_大阪本社リニューアル完工イメージ(赤枠内がフィルム型ペロブスカイト太陽電池)
大阪本社リニューアル完工イメージ(赤枠内がフィルム型ペロブスカイト太陽電池)

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