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東北大など グラフェン上の水流発電 電圧の最大条件を解明

東北大学、名古屋工業大学、大阪大学の共同研究チームは1日、ナノ材料であるグラフェン上を水が流れることにより発電する未解明の現象について、水流が不規則な状態から発達し層流に移る過程で発電量(電圧)が最大となることを突き止めたと発表した。マイクロ流路を用いた実験と数値シミュレーションにより水の流動状態と発電量の相関を解析した成果。雨粒や河川、水道管の内部といった従来の水力発電では活用できなかった生活環境のわずかな水流を活用し環境発電へとつなげる可能性がある。研究は10月28日に米国物理学協会が発行する科学学術雑誌 「Applied Physics Letters」にオンライン掲載した。

東北大など グラフェン上の水流発電 電圧の最大条件を解明_実験装置の模式図
実験装置の模式図

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