PCB廃棄物の処理の動向 JESCOの高濃度PCB廃棄物処理、25年度末で終了 環境省、高濃度と低濃度PCB処理体制、抜本見直しへ
2026年度からポリ塩化ビフェニル(PCB)の処理体制が大きく変わる。「中間貯蔵・環境安全事業」(JESCO)が運営している高濃度のPCB含有廃棄物の処理事業が25年度末に全て完了し、閉鎖から解体撤去へと移行する計画の中、環境省は同施設の閉鎖後に新たに発見された廃棄物への対応策について検討、25年1月14日に開かれた「PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会」(座長=永田勝也・早大名誉教授)で今後の対応方針が取りまとめられた。合わせてもう一つの大きな課題である低濃度含有PCB含有廃棄物の制度的対応のあり方についても対応方針が示された。

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