環境省の自然共生サイト 35都道府県の122カ所を認定 合計7・7万ヘクタール、最多は東京都の16カ所

環境省は6日、企業の森や里地里山、都市の緑地など民間の取り組みなどにより生物多様性の保全が図られている「自然共生サイト」の認定結果を発表した。それによると、35都道府県の計122カ所が認定された。合計面積は国土の約0・2%に当たる約7・7万ヘクタールで、東京23区を超えている。都道府県別の認定数では、東京都の16、愛知県の11、兵庫県の8がトップ3となっている。また、具体の個所では、トトロのふるさと基金の「トトロの森」(埼玉県所沢市)や東京電力ホールディングスの「尾瀬」(群馬県片品村)、大栄環境の「宮崎三股山林」(宮崎県三股町)なども認定されている。認定証の授与式は25日に東京都内で行われる。同省では今後、保護地域との重複を除いた区域を、OECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録する予定。

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