荒川源流で高濃度PFAS 「流域住民への影響は限定的か」 さいたま市 原因究明・除去へ対策急ぐ
さいたま市は9月18日、健康リスクが懸念されている有機フッ素化合物(PFAS)のうちPFOSとPFOAの2物質について東京近郊を流れる荒川源流の一つ、天王川の雨水幹線で国の暫定的な目標値である1リットル当たり50ナノグラムを大幅に超える同最大1万2千ナノグラムを検出したと発表した。同河川は取水する水道事業者がおらず市民が触れない全面コンクリート張りの暗渠。最上流に当たる水域で時おりごく少量の高濃度が検出されるため仮に流下した場合にも下流で桁違いに水量が増えるため目標値以下に抑えられ、流域住民へ影響は少ないと見ている。市は発生源の特定と除去に最優先で取り組む。
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