政府、柏崎原発の避難計画を了承 東電は再稼働「6号機優先」に転換

政府は6月27日、原子力防災会議(議長=石破茂首相)を開き、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)の事故に備えた住民避難計画を了承し、国の手続きは事実上終わった。東電はこれに先立ち25日、6月に燃料を入れた6号機を優先する方針を発表した。昨年に燃料を入れた7号機は早期の再稼働を断念するという。今後は地元の同意が焦点となるが、花角英世知事は住民の意向を把握することを重視しており、8月末までの県民公聴会などを経てから判断に移る見通しだ。

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