GX経済移行債、償還財源確保の範囲内で発行を 財政審が23年度予算編成で建議

財政制度等審議会(財務相の諮問機関、榊原定征会長)は先月29日、2023年度予算編成に関する建議をまとめた。それによると、環境エネルギー分野では、今後10年間に官民で150兆円超のGX(グリーントランスフォーメーション)投資を先導するため、政府が発行するGX経済移行債について、具体的にその償還財源を確保した範囲内で発行していく必要があると強調している。また、償還財源は温室効果ガス排出抑制の観点などを踏まえ確保する必要があると指摘。その際、包括的なカーボンプライシングがGX経済移行債の償還財源の確保にもつながる点に着目すべきだとしている。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り81%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。