資源循環政策の展望 環境省環境再生・資源循環局次長  角倉 一郎氏に聞く 国家戦略としてCEに政府一丸

第5次循環基本計画に「循環経済への移行」明記

環境省はこれまで「循環型社会」を打ち出し、主に環境的な側面から資源循環に取り組んできたが、昨年は大きな転換期を迎えた。この循環型社会を経済政策、産業政策の側面からとらえた循環経済、サーキュラーエコノミー(CE)を国家戦略として、国全体が舵を切り始め、同省もその中核の一つを担い、その実現に向け新たな施策を打ち出している。昨年10月に中央環境審議会で取りまとめられた第5次循環型社会形成推進基本計画(以下、循環基本計画)の具体的な指針(意見具申)では「循環経済への移行」が明記された。また、昨年末には中環審小委員会で、静脈産業の脱炭素型資源循環の高度化のための施策案が取りまとめられた。環境再生・資源循環局の角倉一郎次長に、昨年の成果や今後の展望について聞いた。

新春インタビュー/資源循環政策の展望 環境省環境再生・資源循環局次長  角倉 一郎氏に聞く 国家戦略としてCEに政府一丸 第5次循環基本計画に「循環経済への移行」明記_環境省環境再生・資源循環局次長 角倉一郎氏
環境省環境再生・資源循環局次長 角倉一郎氏

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