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日本品質保証機構 「地球カフェ」を開催 サステナ情報の算定と開示を説明 

企業のサステナビリティ情報の第三者検証業務を手掛けている日本品質保証機構(JQA)地球環境事業部は3月16日、業務内容の重要性をPRするコミュニケーションの場「地球カフェ」の第3回目を本部会議室とオンラインのハイブリッドで開催した。2023年東京証券取引所がプライム上場企業に、投資家向け情報開示を義務付けたことにより第三者検証の需要が急拡大し、地球環境事業部の拡大と人材確保が必要となった。

業務説明会としての「地球カフェ」は、サステナビリティに関心を持つ人材が気軽に参加できる、お茶や菓子を用意してカジュアルな雰囲気の中で環境問題を考えるイベントだ。今回は日本在住の海外国籍者を招きグローバルな視点で働き方や職場を考えたほか、「サステナビリティ関連の検証業務やコンサルティング業務とは?」といったパネルトークやテーブルトークを実施し楽しみながら参加者との関係性を深めた。

JQAはカーボンフットプリントの算定やソリューションも提供している。各種類の商品に排出量が開示され、消費者が排出量の少ない商品を選べば、カーボンニュートラルの実現に向け新たな方法となるのではないかと、事例としてチョコレートのカーボンフットプリントがあげられた。カカオマスを多く使ったダークチョコレートと割合の低いホワイトチョコレートの温室効果ガス(GHG)排出量の違いについてクイズが出された。答えはカカオ豆を発酵、乾燥させ、焙煎してカカオマスを製造するためカカオマスは多くのGHGを排出、比較すると牛乳、砂糖のGHG排出量は少ないので、ホワイトチョコレートよりダークチョコレートが多くGHGを排出する。

地球環境事業部は今後も引き続き「地球カフェ」を開催して、事業部の職場環境と目指す姿を説明し、人材の確保と定着をめざしていく。