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循環型社会を支える女性たち~その素顔に迫る~(38) 東港金属 営業部集荷担当課長(東京都)森雪輝さん 毎日1時間のホットヨガで心と身体を鍛える お茶を淹れて自分を見つめ直すのは大切な時間

全国の資源循環分野で活躍する女性たちの趣味、息抜きの方法など、素顔や日常を紹介するコーナー、今回はサイクラーズグループの東港金属(東京都)で営業部集荷担当課長を務める森雪輝さんです。中国内モンゴル自治区出身の森さんは、親戚が京セラの創業者である稲盛和夫氏の通訳を務めていた縁で2000年に来日。稲盛氏の故郷である鹿児島で長く暮らしました。日本の大学を卒業して鹿児島で環境コンサル事業を行う企業などで勤務した後、上京して東港金属に入社し7年が経過しました。

そんな森さん、鹿児島在住の頃はゴルフをしたり海に潜ったりとかなりのアウトドア派でしたが、今は余暇には中国の茶道に当たる“茶芸〟やヨガに勤しんでいるそうです。「老子の『無為自然』の考え方が好きで、心も身体も自然に身を任せて柔軟でありたいと思い、茶芸やヨガを始めました」と話します。

茶芸は、「日々忙しく業務をこなしているので、休日にお茶を淹れて自分を見つめ直すのはとても良い気分転換になっています。日本の茶道は“おもてなしの精神〟が基本だと思いますが、中国の茶芸も同じで、美味しいお茶を淹れることが相手や自分の癒しになります。それによって日々の悩み事の解決方法などが生まれてきたりもします」とのことです。

ヨガは45℃の室内で行うホットヨガに、毎日1時間欠かさずに取り組んでいます。「精神の鍛錬ということもありますが、日ごろの仕事でパソコンを扱ったり車を長時間運転したりで体が固まってしまって、放っておくと病気にもなりやすいので、健康のためにヨガをやっています。病気にならなければ同僚に迷惑をかけずに済みますし、健康でいればより多くの仕事ができます。そういう思いで毎日欠かさずに行っています」とのこと。お茶もヨガも始めて約3年。「継続することが大事」と今後も続けていく考えです。

すでに同社の大口案件の多くを手掛け、トップセールスを達成している森さんですが、「もっともっと大きな案件を手掛けて自分も会社も成長させていきたい」とどん欲な姿勢。そのために、これからもヨガやお茶で日々精神と身体の鍛錬に励んでいきます。

循環型社会を支える女性たち~その素顔に迫る~(38) 東港金属 営業部集荷担当課長(東京都)森雪輝さん 毎日1時間のホットヨガで心と身体を鍛える お茶を淹れて自分を見つめ直すのは大切な時間_「ヨガで心と体を鍛える」という森さん
「ヨガで心と体を鍛える」という森さん