心理学×環境~臨床の現場より~(29) 他界に際し、想うこと
人は必ず最期の時を迎えます。我々は皆、死すべき運命にあるのです。宗教家ほどではありませんが、心理職は自身の死や、身近な人の他界について想いを聴くことの多い職業です。そのたびに思うのは、死とは万人に共通のテーマにも関わらず、日常会話に上るのは稀であり、自身や大切な人に必ず最期の瞬間が訪れるという事実は、日常の雑事に埋もれがちということです。

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