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太陽光パネル再資源化法案、今国会提出見送り 法制局が〝待った〟 他法令との整合性で 廃棄量は年50万トンへ、費用負担問題が浮上

使用済み太陽光パネルのリサイクルを義務化する法案について、環境省と経済産業省は13日、今国会への提出を見送ったことを明らかにした。耐用年数を迎えたパネルが大量廃棄されるのを防ぐため、昨年末に義務化の制度概要を固め、パブリックコメント(意見公募)も終え、3月21日に両省合同の有識者会議が報告書をまとめていたが、法案をチェックする内閣法制局が修正を求め〝待った〟をかけた。法制局は、既設パネルのリサイクル費用も今後パネルを製造または輸入販売する業者に負担させる仕組みのため、他の法制と整合がとれないと指摘したという。

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