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浜松いわた信金、脱炭素支援で磐田市と連携 

ニッキン

【ニッキンオンライン 2024年4月10日配信】

浜松いわた信用金庫(浜松市、高柳裕久理事長)は4月10日、磐田市と「カーボンニュートラルに実現に向けた連携に関する協定」を締結した。脱炭素に向けた融資や可視化ツールなどのソリューションによる支援で協力する。連携を締結するのは4市目。

旧浜松信金と旧磐田信金は同市と「地方創生に係る相互協力および連携に関する協定」を締結しており、今回、「企業の温室効果ガス(GHG)排出量可視化など、地域企業の脱炭素経営を促進するための施策の推進に関すること」を連携項目に追加した。

同市は4月に「脱炭素投資促進事業補助金」を新設。脱炭素に関する取り組みへの融資にかかる手数料(上限50万円)を助成する。年度を通じて30件程度の利用を見込む。5月からは市内の金融機関や商工会などの支援機関をメンバーに「脱炭素経営促進にかかるネットワーク」を組織する。

高柳理事長は「脱炭素経営に向けた動きは適切かつ迅速な対応が求められる。市や商工会など関係団体と連携し、支援につなげていく」と話した。

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脱炭素支援で連携する磐田市の草地博昭市長(左)と高柳理事長(4月10日、磐田市役所)