災害避難所のトイレ問題を改善する提案 優成サービス 災害時の弱者救済 福祉バイオトイレカー 空調完備、感染症対策も
熊本地震後もボランティアで支援
警備サービスを長年行い特装車に実績がある優成サービス(神奈川県海老名市)は、使用後おがくずでし尿を処理する正和電工のバイオトイレを車載し、車椅子をリフトで上げて乗れる「福祉バイオトイレカー」を開発、商標、意匠、実用新案を登録し、2009年から展開している。その後改良を重ね、3トンのシャワー付き車も造った。各車屋根に太陽光パネルを設置し電力を賄う。車椅子が転回できる室内にはエアコンが設置してあり快適である。さらに感染症対策として便座に向けて使用後に深紫外線LEDライトを照射する「モバキルⅤ」を設置、自動的に便座を殺菌するため、非衛生となりやすい屋外での使用に対処している。

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