月刊下水道2025年1月号新春特集/2050年に向けて大胆予測
バブル崩壊時から長期低迷のなかにある日本。さらに、歯止めのかからない少子高齢化、激甚化・頻発化の傾向が年々強まる自然災害、そして抜本的対策が急がれる脱炭素化への動き等々が、この国に追撃を加える――日本社会を取り巻く状況は近年、社会構造、自然環境、そして経済状況ともに大きく変化しているが、とりわけミレニアムからこの四半世紀はその動きが著しい。
では、次の四半世紀はどうだろうか。果たして2050年の日本社会はどうなっているだろうか。巷では、気球温暖化がさらに進み生活環境はより過酷さを増すとされ、また少子高齢化が止まらない日本では人口が半減し国土の約2割が無居住化する、などといわれているが……。
2050年に向けた四半世紀が始まった今、この国の下水道や水循環等の将来像について、下水道界の多士済々に大胆予測を展開してもらった。
【特集】
■大胆予測! 2050年の下水道
■羽毛恐竜から鳥へ ―下水道進化論―
■下水処理から資源制御へ ―2050年の脱炭素―
■2050年の小規模下水道のあり方を大胆予測
■下水サーベイランスの未来予想図
■膜処理システムへの転換で温室効果ガス発生を削減
■2050年の地域に根差した下水道資源の循環システム
■デジタルwater戦略
■2000年生まれ職員が考える2050年の下水道