月刊下水道2023年5月号特集/ゼロカーボンを目指す管路資器材

 成熟期のピークに差し掛かった日本の下水道。この先に待ち構えるのは管路施設等の改築更新時代の入口だが、そこに至るまでには、解決しなければならない課題がいくつも横たわる。いまや地域や産業を問わず取り組まれている「気候変動対策」もその一つ。下水道も避けては通れない課題だ。特に、地球を12周回ってもまだ余るほどの量の管材で構築されている管路施設については、そのボリュームの大きさから積極的な関与が求められている。そこで、素材や製造方法の改良、リサイクルの促進など、下水道管路資器材分野におけるゼロカーボン実現に向けた取組みを紹介する。

【特集】
■資源循環と脱炭素化を目指すセメントサプライチェーン
■次世代コンクリート『EeTAFCON』
■CO2排出量の大幅削減を実現した『e-CON』
■塩化ビニル管・継手協会の取組み
■長く使えて脱炭素に貢献『ダイプラハウエル管』
■ボックスカルバート布設時のCO2排出量を50%削減『ECO-C・L工法』
■環境配慮コンクリートセグメント『T-eCON/Segment』の実用化展開

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