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米子市におけるカーボンニュートラル処理場と未利用エネルギーの活用 米子市下水道部施設課 住田 祐樹

はじめに

米子市は鳥取県西部に位置し、日本海に面した商業都市である。東側には中国地方最高峰である大山を拝み、西側には湖としては国内5番目の広さを持つ中海が広がり、山と海に囲われた自然豊かな都市である。米子市の特徴として、西側に中海と日本海を隔てるように全長20キロメートル余りの砂州である弓浜半島が伸びている。半島中央部には灌漑用河川である米川が流れており、この米川は1級河川日野川から取水している。

米子市の公共下水道は米川を境に中海側を内浜処理区、日本海側を外浜処理区、日野川より東側を淀江処理区とし、計3処理区で構成される。いずれも分流式であるが、内浜処理区の一部は合流式である。内浜処理区は内浜処理場、外浜処理区は皆生処理場、淀江処理区は淀江浄化センターが担っている。そのうち、皆生処理場で発生した汚泥は送泥管を通じて内浜処理場へ送られ、内浜処理場で発生した汚泥と共同処理を行っている。また、内陸・農村部は農業集落排水施設や浄化槽によって汚水処理を行っている。

米子市におけるカーボンニュートラル処理場と未利用エネルギーの活用 脱炭素踏まえた効率的な施設へ再構築 下水道のエネルギーを地産地消に活用 米子市下水道部施設課 住田 祐樹_図1 内浜処理場へ機能集約を行った場合の事業費・維持管理比較
図1 内浜処理場へ機能集約を行った場合の事業費・維持管理比較

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