廃棄物・資源循環分野、CN実現の技術開発に着手 NEDOがGI基金事業で 4テーマ、予算総額445億円

伊藤環境相「成果に大きく期待」

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は15日、グリーンイノベーション(GI)基金事業の一環として、「廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル(CN)実現」プロジェクトに着手すると発表した。採択テーマは4つで5社が実施する予定。内訳は、①CO2分離・回収を前提としたCN型廃棄物焼却処理全体システムの開発(日鉄エンジニアリング)②CO2高濃度化プロジェクト廃棄物燃焼技術の開発(日立造船)③ガス化改質と微生物を用いたエタノール製造による廃棄物ケミカルリサイクル技術の開発(JFEエンジニアリング、積水化学工業)④バイオメタネーション技術の開発(水ingエンジニアリング)――となっている。期間は23~30年度の予定で、予算総額は445億円。環境省は今回のプロジェクトの責任主体であり、伊藤信太郎環境相は16日の閣議後記者会見で、「その成果に大きく期待している」と述べた。

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