キーワードで考えるサステナビリティ(29) 脱成長~市場を介さない生活経済へのシフト
脱成長という言葉には、経済成長を否定し、社会を停滞させる考え方だという印象がつきまとう。しかし、脱成長は、経済活動の抑止や縮小だけを目指すのではない。何を増やし、何を減らし、誰のために経済を動かすのか。すなわち、経済成長の方向性を変えることである。これまでの経済成長は、市場経済の規模の拡大を目指すものであった。市場経済とは、売り手と買い手が市場を介して、商品やサービスと貨幣を交換する仕組みである。市場で取引される財やサービスを増やし、その貨幣価値を高めることが成長とされた。
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