ドライ方式水素ガスタービン NOx発生量35ppm以下を達成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は先月29日、「水素社会構築技術開発事業」において、NOx低減用の水噴射を使わないドライ方式水素ガスタービンの社会実装促進に貢献する技術を確立したと発表した。同事業において、川崎重工が神戸市ポートアイランドの水素コージェネレーションシステム(CGS)実証プラントで、ドライ方式燃焼器を用いた水素ガスタービンのNOx排出量が、大気汚染防止法の規制値の半分である35ppm以下を達成。また、水素と天然ガスの混合燃料に対し、幅広い混合率での運転を実現する技術を開発し、その実証運転に成功したもの。同社は今後、今回の開発成果を適用した水素ガスタービンによる熱電供給の実証を今年度末までに実施する予定。
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