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廃リチウムイオン電池の防火対策 特別鼎談 防火・安全対策の重要性 設備導入等で対策を進めながら、社員の意識を高める

リチウムイオン電池による火災事故頻発で対応必至に

出席者
丸山  明紀 氏 (丸山喜之助商店代表取締役社長)
佐々木 宏直 氏 (加山興業工場長)
土岐  新也 氏 (土岐代表取締役社長)
〈司会〉環境新聞編集部 黒岩 修

廃棄物の処理・リサイクルに取り組む丸山喜之助商店(鹿児島県日置市)は10月、同社鹿児島中央資源化センター(姶良市)に土岐(愛知県豊川市)が独自に開発した「チェッカー式スプリンクラー」を採用した防火システムを導入した。導入に至ったきっかけは2月に発生した火災事故だった。近年リチウムイオン電池混入に起因する廃棄物処理施設等での火災事故が頻発しており、防火・消火対策を行っていくことは、廃棄物処理施設を運営する者の重要課題となっている。丸山喜之助商店の丸山明紀社長、防火システムを開発した土岐の土岐新也社長、そして同システムを自社のリサイクル工場にすでに導入し、他社への導入支援も手掛ける加山興業(愛知県豊川市)の佐々木宏直工場長に、防火対策、安全対策の重要性について語り合ってもらった。

廃リチウムイオン電池の防火対策 特別鼎談 防火・安全対策の重要性 設備導入等で対策を進めながら、社員の意識を高める リチウムイオン電池による火災事故頻発で対応必至に_「チェッカー式スプリンクラー」試運転の様子
「チェッカー式スプリンクラー」試運転の様子

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