サーキュラーエコノミー実現へ民間等の動きも活発化 資源循環の高度化、動静脈・産官学連携などの取り組み相次ぐ 脱炭素社会にも貢献
わが国ではサーキュラーエコノミー(CE、循環経済)実現に向けた取り組みが進んできたが、2025年はそうした動きが一段と加速しそうだ。政府は昨年12月27日に「循環経済に関する関係閣僚会議」を開き、循環経済への移行加速化パッケージを取りまとめた。石破茂首相は関係各大臣に取りまとめた政策パッケージを速やかに実行することを求め、循環経済への移行を「本閣僚会議が今後とも司令塔となって、国家戦略として推し進めていく」と改めて強調した。こうした国の動きに先駆け、近年は民間企業等でも資源循環の高度化に向けた取り組みや、同業他社、動静脈、産官学といった連携の動きが多く見られている。今年はこうした動きがさらに活発化することも予想される。

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