強靱で持続可能な下水道へ 「説明」から「体験」へ―ゲーム『下水王国』が切り拓く新しい下水道広報― 明電舎 中川彰利

明電舎研究開発本部セラミック応用開発部オゾン技術開発課課長 中川彰利

1 なぜ今、「下水道をゲーム」にしたのか

下水道は私たちの暮らしを支える重要な社会インフラである。しかし、その多くは地下や施設の中で機能しているため、普段その価値や役割を意識する機会は少ない。国土交通省の意識調査でも、若年層を中心に下水道への関心の低さが深刻なデータとして指摘されており、業界共通の課題である「将来の担い手・人財確保」や「技術継承」の観点からも、従来の枠組みを超えた新たな広報・教育のあり方が強く求められている。

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