太平洋セメント 常務執行役員 深見 慎二 氏 熱エネルギー代替率の向上に注力 石炭灰の安定的な処理体制も強化
――2023年を振り返って。
燃料価格高騰や輸送費の上昇による生産・物流コストアップを受け、販売製品価格の適正化に取り組むとともに、受け入れしている廃棄物の処理価格の適正化にも取り組んできた。加えて、廃プラスチックや廃油などのエネルギー代替廃棄物受け入れ数量の増量にも注力して取り組んだ。燃料系廃棄物の増量は、当社が打ち出したカーボンニュートラル戦略の施策の一つであり、熱エネルギー代替率を30年までに50%にする目標を掲げている。

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