新春鼎談 「ウォーターPPP」成功の法則を探る

下水道機能を維持しつつ新たな価値を創造していくうえで、PPPは一つの有効な手法であることは間違いなく、先般公表されたPPP/PFI推進アクションプラン(2023年改訂版)において「ウォーターPPP」が打ち出されたことでPPPに取り組む自治体の急増が見込まれます。しかし、粗製乱造では生活者のためのPPPが逆に生活者への負担になったり「PPP=悪」と誤解されたり、民間企業の活躍の場が縮小したりして、下水道機能の維持や価値創造が叶わなくなることが懸念されます。そこで、PPPに詳しい東京大学特任准教授の加藤裕之氏、東洋大学大学院教授の難波悠氏、EYストラテジー・アンド・コンサルティングのインフラストラクチャーアドバイザリーである福田健一郎氏をお招きし、下水道や他分野におけるPPPの成功・失敗要因を振り返りながら、ウォーターPPP成功の法則を議論しました。

出席者
加藤 裕之氏 東京大学下水道システムイノベーション研究室 特任准教授
難波 悠氏 東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻教授
福田 健一郎氏 EYストラテジー・アンド・コンサルティング インフラストラクチャーアドバイザリー
進行 奥田 早希子氏 Water‐n代表理事

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り97%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。