政府 持続可能な窒素管理で行動計画 統合的アプローチで省庁連携事業 国連環境総会の決議受け策定
政府は「持続可能な窒素管理に関する行動計画」を早ければ今週中にも策定する。国連環境総会(UNEA)の決議を受け、第6次環境基本計画にもとづき策定するもの。窒素は水、大気に媒体横断的に存在するため、包括的なマテリアルフローを把握し、有効な対策を検討する。そのうえで、水・大気環境の保全・管理や脱炭素・資源循環・自然共生との「統合的アプローチ」により、窒素管理によって社会や地域にメリットをもたらす関係省庁連携のプロジェクトを展開する。2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、アンモニアの燃料や水素キャリア等への普及拡大に当たり、NOxなどの排出抑制技術も活用する。さらに、こうした日本の知見・経験の国際展開や技術移転などにより、アジア諸国の窒素管理にも貢献していく。
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