PFAS健康リスク評価「やり直し」要求 高木基金 食安委報告の不正手続き指摘 環境省、消費者庁の制度案へ影響必至

市民の手による科学の振興を図る高木仁三郎市民科学基金のPFASプロジェクト(事務局長=高橋雅恵氏)は3日、都内で記者会見を開き、昨年6月に内閣府食品安全委員会が公表した有機フッ素化合物(PFAS)の健康リスクへの評価書について判断の根拠とするはずの複数の学術論文が検討の過程で不正な手続きで差し替えられており、重要論文の削除や著者が示した結論に反する記載が横行していたとする調査結果を公表した。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り78%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。