CE加速へフィリピンに再生機の製造拠点を開設 富士フイルムビジネスイノベーション
富士フイルムビジネスイノベーションは、アジア・パシフィック地域における資源循環の取り組みを強化するため、フィリピン・ラグナ州に再生機の製造を行い、資源循環を促進する拠点「Circular Manufacturing Center(サーキュラー・マニュファクチャリング・センター、CMC)」を開設する。稼働開始は2026年8月の予定。
同拠点は、富士フイルムグループのイメージング機器の製造拠点であるFUJIFILM Optics Philippines Inc.(フィリピン、FOPH)の敷地内に開設する。ここでは、アジア・パシフィック地域で回収される使用済みの複合機を部品レベルまで分解、清掃を実施。厳しい品質基準を満たす部品だけを製造ラインに戻し、必要な部品は交換した上で、新造機と同様の製造プロセスで組み立てを行い、新品と同等の品質を保証した再生機を製造。再生機は、部品リユース率最大84%(重量比)を実現しており、印刷枚数などの使用履歴の情報を初期化した上で、製造年月、商品名、商品コード、シリアル番号を新たに付与した商品として提供する。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。
記事本文残り63%
続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。
- 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
- 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
- 初月無料で有料会員に登録できます。