著者に聞く◎『ウンコノミクス』ジャーナリスト 山口亮子氏 「ウンコ」で日本経済を立て直す! 下水道資源の価値と可能性に着目
日本人の「ウンコ」の平均一日排出量は200グラムで、欧米人よりも圧倒的に多い。本書を読んで初めて知った。日本は世界有数のウンコ排出大国だそうだが、ウンコの価値を十分に生かし切れていないようだ。本書は、人々が日々排出するウンコ、特に下水汚泥を単なる廃棄物としてではなく、経済やエコロジーの視点から価値ある資源として捉え直し、日本経済の立て直しにつながる可能性を探る一冊。著者の山口亮子氏は、元時事通信社記者として農業や中国を取材した経験を持ち、その問題意識から本書を執筆した。タイトルは、エコノミクスとウンコを組み合わせた造語で、ウーマノミクスやアベノミクスといった言葉を意識して名付けられたという。

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