開催に寄せて 公益社団法人日本下水道管路管理業協会会長 長谷川 健司 効率よく効果的な技術の活用が必須に

下水道管路管理技術施工展2024岩手開催にあたり、多くの関係者の皆様のご協力を頂き開催の運びとなりましたこと、心より御礼申し上げます。

下水道管路管理技術施工展2024岩手 10月3日、ツガワ未来館アピオで開催 管路管理全般を網羅した技術が一堂に_公益社団法人日本下水道管路管理業協会会長 長谷川健司
公益社団法人日本下水道管路管理業協会会長 長谷川健司

本展は下水道管路管理に係る技術の展示を主としていますが、本年4月より国土交通省において上下水道審議官グループがスタートし、上下水道に係る施策が一元化され上下水道の管理も一体で考える時代が到来しました。

管路管理技術も圧力管と自然流下管との違いがあるとは言え、テレビ調査等は同様であり、今後は上下水道が互いに協力し台帳管理に反映することが求められます。

また官民連携であるウォーターPPPが進められている折、より一層、上下水道の民間委託が進むことで効率よく効果的な技術の活用が将来的に必須になると考えられます。

管路更生工法は英国の水道管ライニングからスタートした経緯もあり、下水道の管路管理で培われた技術は管理一体化の糧になるでしょう。

我々は下水道分野の協会ですが、上水道の管路管理の方々と意見交換の機会を持ち、上下水道利用者へより良いサービスを提供できるよう研鑽して参ります。

本展が関係各位の方々の参考になる事を祈念します。