下水道の魅力伝える広報戦略―GKP広報大賞殿堂入りした堺市の取り組み 上下水道広報のパラダイムシフト目指して 堺市 竹田 由美
既成概念にとらわれず貪欲に
はじめに
堺市上下水道局は、利用者との「双方向コミュニケーション」に重きを置き、市民等に対し局の事業を発信したり、意見を聞いたりすることができる広報活動に取り組んできた。さまざまな広報を実践する中で、GKP(下水道広報プラットホーム)の広報大賞を過去4度、そして2022年度にはGKP広報大賞の初代殿堂入りを果たしている。受賞いただいた4つの案件は、振り返れば、それぞれが新たな広報・広聴手法を検討し見直す分岐点となった取り組みである。4つの取り組みについて、誕生した背景と、進化した今を、本稿で紹介したい。
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