持続可能な社会の実現に向けて ~廃棄物分野における人材確保と育成~(6/28)

廃棄物分野における人材確保と育成
廃棄物分野における人材確保と育成

廃棄物処理の目的は生活環境の保全と公衆衛生の向上である。その目的を達成するために処理計画を作成したり、廃棄物を収集・運搬し、リサイクルや焼却などの中間処理と処理残渣の埋立と言う最終処分に多くの人が関わっている。ごみの排出者である住民の理解と協力を得て住民の支払った税金を使って自治体がごみ処理を進めてきた。この様な中で、2024年度からトラック運転手の残業規制の強化で運転手の確保が難しくなるという「2024年問題」が心配である。しかも日本は人口減少で、ほぼあらゆる分野で人手不足が叫ばれている。そこで求められているのが、効率的なごみ収集・運搬と処理処分で、一人当たりのごみ処理経費を最小化するノウハウとその実行が求められている。本シンポジウムでは、廃棄物分野で必要な人材を確保し、育成することの重要性を指摘し、対策を考えてみたい。

14:00~14:15
15分 オープニング・スピーチ シンポジウムの企画の背景 ㈱廃棄物工学研究所代表 田中勝
14:15 ~15:00
45分 基調講演:能登半島地震による災害廃棄物の対応等 環境省 環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課・課長 松﨑裕司 氏
15:00~15:30
30分 地方行政解説:広島市におけるごみ焼却体制の確保と人材育成について(仮題) 広島市環境局施設部工務課・課長 桝本浩二 氏
15:30~15:40 休憩
15:40~16:10
30分 提言:ごみ処理に欠かせない重要な視点~循環型社会形成への30年間の取組みから 健康・環境デザイン研究所・所長 中村恵子 氏
16:10~16:40
30分 提言:焼却工場付帯の環境学習施設の役割と活用 大阪産業大学デザイン工学科准教授 花嶋温子 氏
16:40~17:00
20分 クロージング・リマーク ㈱廃棄物工学研究所代表 岡山大学名誉教授 田中勝

イベント詳細

日時

2024-6-28(金)開催/廃棄物工学研究所

14:00~17:00

場所

開催方法:無観客開催、オンライン中継配信 開催当日の視聴が出来ない方は、オン・デマンドサービスにて7月1日以降7月末まで何時でも何回でも視聴可能です。

主催

㈱廃棄物工学研究所

お問い合わせ先

運営事務局 ㈱廃棄物工学研究所(担当: 石井) Tel/Fax 086-239–5303

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