東風西風(2026年1月7日)
2026年がスタートした。環境分野で注目される動きをみてみたい。脱炭素では、4月から排出量取引制度(GX‐ETS)が本格始動する。年間10万トン以上のCO2を排出する大規模事業者は排出量取引への参加が義務化される。これにより企業の排出削減への投資が加速するのか。サプライチェーンへの波及も含めて注視したい。再生可能エネルギーは地域との共生が不可欠。ペロブスカイト太陽電池などの次世代再エネは社会実装を着実に進展させたい▼資源循環では、昨年11月に全面施行された「再資源化事業等高度化法」が本格的に動き出す。脱炭素とも一体化した取り組みだ。高品質の再生材を安定供給できる体制をどう構築するか。動静脈の連携強化が欠かせない▼上下水道関連では、管路の老朽化対策が待ったなしの状況。重要管路については国も支援を強化する。対策時には、安全対策に万全を期したい。複数自治体による広域連携も官民連携と共に加速させたい▼今年の干支は「丙午(ひのえうま)」。 十干の「丙」も十二支の「午」も共に「火」の属性を持つ。強烈なエネルギーが60年に一度重なり合う、「変革」や「激動」を象徴する年とされる。このエネルギーを、持続可能な未来への躍進につなげる活
力源としたい。(宜)