建設汚泥再生品等の利用促進へ 廃コンクリート再生砕石と建設汚泥改良土の流通の手ごたえ

首都圏における建設汚泥やがれき類の中間処理工場では、季節や都市開発の進捗状況により廃棄物の搬出量および再生品の利用量との間に需給ギャップが生じる。首都圏の中間処理工場は狭隘な敷地のため、需給ギャップ期間の長期化により止むを得ず受け入れを断る場合や中間処理単価の値上げなど 建設工事に影響をもたらす要因となっている。産業資源循環事業の根幹は、売却先・2次処理先の確保である。一方、資源循環業界だけで需給ギャップを解消するには困難な問題であると考える。本稿では、当社が認証を取得した実績を踏まえ、現在リサイクル製品が置かれている現状より今後の課題および展望について私見を含め述べる。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り92%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。