下水再生リンの肥料利用促進へ 横浜市・JA横浜・JA全農かながわの3者連携
横浜市とJA横浜、JA全農かながわの3者は7月27日、下水汚泥から回収したリン(再生リン)の肥料利用の促進に向けた連携協定を締結した。下水汚泥からのリン回収、再生リンを配合した肥料の開発・製造、流通を3者がそれぞれ分担し、肥料の国産化・安定供給に貢献することで、食料安全保障の強化や循環型社会づくりにつなげる。2023年度内にリン回収施設を建設、24~26年にかけて肥料を開発、販売する計画。27年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会「GREEN×EXPO」でも再生リンを活用し、農業への普及を推進する。協定式で横浜市の山中竹春市長は、「3者がそれぞれの強みを生かし、横浜から肥料の国産化、安定供給に向けた循環型モデルを構築していく」と意気込みを語った。

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