環境図書館 新しい事業の成功を志す人のためのベンチャー経営心得帳 南部修太郎 著
「松下電器(現・パナソニック=編集注)でガリウム砒素半導体デバイスを年商100億以上の新しい事業に育てたい」という夢を持った技術者の事業創出に賭けた半生から、ベンチャーを志し日本に活力をもたらす若者の背中を押す一書。
エピソードはほとんどが著者自身の経験談で、思わず笑みがこぼれたり、手に汗をかくような失敗も。しかしどの出来事にも納得の教訓がその筆で示され、心と学びを深めていく。挑戦者の傍に寄り添い、語り掛ける。
著者が実際に率いたチームは松下の大ヒット携帯電話「ムーバ1号」を開発し年商300億円を超す事業に。有言実行の「携帯電話の父」を自称するのは「誰も言ってくれないからであるが」。著者のひらめきとユーモアがにじむ。
発行・アセット・ウィッツ(075・681・7825)。定価1320円(税込み)。