エコホーの企業訪問(34)マイクロ波化学 サステナブルな脱炭素社会をマイクロ波で
カーボンニュートラル社会の実現に向けて必須となる産業部門の「電化」。大阪大学発祥のマイクロ波化学(吉野巌代表取締役社長)は、対象物に直接・選択的にエネルギーを伝える電磁波「マイクロ波」がそのキーテクノロジーになると考え、石油化学、医薬品から食品、鉱物まで、各種素材製造への利活用を実現すべく、研究開発および実装に向けたスケールアップを図っている。今回はケミカルリサイクル事業室の亀田孝裕室長を訪ね、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の省エネ技術革新プログラムに採択され2024年の社会実装を目指す「プラスチックの新規ケミカルリサイクル」事業を中心にマイクロ波の可能性について聞いた。
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