産廃と私~弁護士50余年の歩み~⑫ 弁護士 芝田 稔秋 第3期 1980年代(昭和55年以降)(2)

同意書の提出は、住民からの批判を恐れた行政の保身

1.最終処分場の種類

産廃の最終処分場には、安定型、管理型、遮断型の3つの種類がある。

(1)安定型処分場

◆安定型処分場とは、安定5品目の産廃だけを埋立処分する【埋めるだけ】の処分場のことである。「安定」とは、産廃が雨水などに濡れて腐るなどの性状変化がなく安定しているという意味である。

産廃と私~弁護士50余年の歩み~⑫    弁護士 芝田 稔秋 第3期 1980年代(昭和55年以降)(2) 同意書の提出は、住民からの批判を恐れた行政の保身_管理型最終処分場の模式図(放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省(env.go.jp)より)
管理型最終処分場の模式図(放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省(env.go.jp)より)

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