水道水におけるPFASの管理 環境省 水・大気環境局 環境管理課 水道水質・衛生管理室長 東利博
1.これまでの経緯
有機フッ素化合物であるPFASのうち、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)およびLC―PFCA(炭素数9~21)は、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)において廃絶等の対象に位置付けられている。また、わが国でも「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき、これらの物質の製造・輸入等を順次原則禁止としている(PFOSは2010年、PFOAは21年、PFHxSは24年)。
この記事は
会員限定です。
続きは会員登録(無料)
するとお読みいただけます