太陽光発電で3割をクリーンエネ化 ビーイングホールディングス

 総合物流輸送のビーイングホールディングス(石川県金沢市および東京都千代田区、喜多甚一代表取締役)は先月23日から金沢本社、金沢SCMセンターおよび白山第3センターで太陽光発電パネルの稼働を開始した。

 導入したパネルは総数1600枚(総面積4150平方メートル)で、発電能力は計872キロワット、年間約542メガワット時を見込み、CO2排出量を年間約245万㌧削減できる見通し。同2拠点の年間消費電力の約30%をクリーンエネルギーに転換し、カーボンニュートラルへの貢献とともに電力料金などの物流原価の高騰に対応する。

 また、BCP対策として各拠点に蓄電池(15キロワット時)も設置。今後、石川、福井、群馬など他の拠点でも発電・蓄電設備導入を検討していく。