トップランナーに聞く(31) バイオーム代表取締役 藤木 庄五郎 氏 生物多様性保全がビジネスになる仕組みづくりに挑戦
アプリユーザーは近く100万人を突破の見込み
日本は生物多様性国家戦略の中で、原因や影響のタイプごとに人間活動の負の影響を整理し、「開発など人間活動による危機」「自然に対する働きかけの縮小による危機」「人間により持ち込まれたものによる危機」「地球環境の変化による危機」の「4つの危機」を示している。バイオーム(京都市)は、この「4つの危機」に対処するためのサービスパッケージを企業・行政・団体・研究機関向けに提供している。生物分布のビッグデータ構築を目指して19年4月にリリースしたいきものコレクションアプリ「Biome」は、現在約85万人のユーザーに活用されている。「環境保全をビジネスにすること」に挑む藤木庄五郎代表取締役に、同社の現状や今後の展望などについて聞いた。
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