陸上風力発電の風車設置を規制 新法案が閣議決定 自衛隊のレーダー障害など回避 防衛相が区域指定、設置者に届出義務
政府は1日、自衛隊や在日米軍のレーダー、無線通信への電波障害などを回避するため、陸上風力発電の風車設置を規制する新法案を閣議決定した。防衛相が電波障害防止区域を指定し、同区域内における風車の設置者に工事前の事前届出を義務付ける。その届出事項を防衛相が検討し、障害の原因になると認められる旨の通知を受けた設置者は、通知日から2年間、原因部分に係る工事を行ってはならないとしている。また、設置者と防衛相は調整を図るための協議を求めることができるなどとしている。施行は公布日から1年以内。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。
記事本文残り73%
続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。
- 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
- 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
- 初月無料で有料会員に登録できます。