アンモニアから水素　製造装置実用化へ検討　東洋エンジなど

東洋エンジニアリング、日本精線、中部電力、中部電力ミライズの４社は４月24日、アンモニアを原料として水素を製造する小型アンモニアクラッキング装置の実用化に向けた覚書を締結した。水素はアンモニアと比較して燃焼温度が高く小型ボイラやエンジンなどで活用が広がっている。一方、アンモニアは輸送や貯蔵の技術が確立されており水素担体（キャリア）としての役割が期待されている。今後、アンモニアを原料とした水素のニーズが高まると考え装置の実用化に向けて共同検討する。